《人が愛に気がつくとき》
先日結婚式のインタビューの仕事で
《結婚式ではどんな時に愛に気づくのか?》という質問をうけて
んんん、、と頭を巡ってみた。
人は大人になるほどに、愛に気付き始めていて
親は親である前に、ひとりの人であることや
生活することは、実はとても大変なことであること。
あの日の叱咤は、自分の為を思ってのことだったのだと分かってくる。
大人になればなるほどに、家族との時間が愛おしくなるという事に
気づいているのだけど、伝える機会がなかったりする。
そうして溜まってきた愛情が、理性を超えて溢れだし、
愛されていることを自覚するのが結婚式という1日なのかもしれない。
そんな風に回答した。
「ありがとう」「ごめんね」「愛している」
誰しも、近しい人であればある程、言わなくても分かっているだろうと
口に出せなかったりするもの。伝えるきっかけが必要なのだ。
そして、受けた愛を返していく決意を二人で噛み締めて
夫婦の道を歩み出してもらいたい。
お涙ちょうだいの結婚式は冷める!と言われる事もあるのだけれど
それは、そこに集う人々の心をいい温度まで持っていけていないだけ。
参列したゲストが、自分の家族や、愛する人に感謝と愛を伝えたくなる。
そんな、愛の連鎖が生まれるあたたかい結婚式を創っていきたいと改めて思いました。
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