結婚式のある未来のためにできること

遊びたい、会いたい、美味しいものを食べたい、みんなで飲み交わしたい、旅行がしたい・・・

そんな当たり前の欲求を、あとどれくらい抑えればいいのだろう。
当たり前の日常が恋しくてたまらない。
最悪な想定が現実になっていく。

埋め尽くされていた「結婚式」の予定は、ほとんど空白になってしまった。
その全てのカップルが延期を選択し、結婚式をしない選択にはならなかった事はすごく嬉しいのだけど、延期と決めるまでのカップルの心情を推し量ると、ただただ胸が痛い。

毎日、欠席の連絡が入る。携帯が鳴るたびに怯えてしまう。
覚悟はしていたつもりだったけど、やっぱり辛い。と泣いてしまう花嫁。
夏に結婚式を予定しているカップルは、手元に完成した招待状を発送できずに悩んでいる。
本来、幸せで楽しい結婚式の準備が、結婚式に招待することが、こんなにも重たいものになってしまうなんて（悲）

また、ウェディング業界の冷え込みは計り知れない。
企業によって異なるけれど、結婚式のキャンセル料を巡ってはワイドショーに取り上げられたりバッシングも少なくない。
1組の結婚式を挙げるにあたって見えない所では沢山の人が関わっているし
運営が出来なければ、結婚式を受けることもできなくなる訳で・・・
でもこんな時だからこそ「もう疲れた。結婚式なんてもうしたくない」ではなくて、
「またここで結婚式を挙げよう！あの人に担当してもらいたい」と思ってもらえるよう、業界が真心込めた対応をすることが、未来に結婚式を残すことに繋がると信じて。